検査箱の色分け管理
㈲スリーサプライ川口の検査部門でのルールです。
未検品や不良品が良品に混入して出荷されることを防止するために、それぞれを入れる箱の色を決めて管理しています。
プレス加工部門や外注さんから抜き上がってきた未検品は、必ず黄色の箱に入れるというルールがあります。
そして担当検査員の元へ運ばれます。
検査員は、まず机の上を一旦片付けて何も無い状態とします。 そして黄色の箱に入った未検品と良品を入れる青い箱、不良品を入れる赤い箱を準備します。
検査室内での基本的な約束事は3つです。
①検査する製品以外は机の上に置かない。
②検査する製品を切り替える時には、机の上を一旦何も無い状態にしてから次の作業に入る。
③良品は青、不良品は赤、未検品は黄色の箱に入れる。
これを徹底して行うことで、未検品や不良品の混入を防止しています。
大きな製品、文字のたくさんある製品を検査して、0.2mm程度の不具合箇所を探し出すのですから集中力も必要です。 人為的なミス(ヒューマンエラー)をゼロにするのは難しい事ですが、不良品の混入を避ける事は上記のルールを徹底することで実現できます。