小さい四角穴を開ける
125μのPETフィルムに0.4mm×0.4mmと0.3mm×0.5mmの四角い穴をあけてみました。

拡大するとこうなります。
あることから、極小の小さな四角穴をあける事ができるかを考えていました。
ネットで調べてみたのですが、小さい丸穴をあけられる加工業者は少ないし1穴単価が高いことを知りました。
さらに小さい四角穴となると…、加工業者は見つからないのです。
それならばと思考を巡らし、ようやく加工方法を思いついたので治具を作成し実際にあけたのが上の写真です。
穴の大きさは0.3mm×0.5mm。黄色の枠が1mm×1mmです。

スケールルーペを置いての撮影です。
この他に、0.4mm×0.4mmの穴も開けたのですが、きれいに写真撮影を行うことができませんでした。
詳しい内容は、「フィルムに小さな穴をあける」(別サイト)で公開しています。
この技術がどんな事に役立つのかは現在は不明ですが、何か新しい仕事のきっかけになればと考えています。
正式な受注を受けての開発ではないので、手空きの時にテスト的に作業を行いました。
今回試した穴あけ方法ではマーキングした部分に正確に穴を開けることができません。
そのためマイクロスコープを利用して位置決めを行える治具を考えようと思っていますが、NC工作機器が必要となりそうで頓挫しています。