見逃し防止 自動画像検査機の必要性
スクリーン印刷業界で頭を悩ます問題としてあげられるのは不具合品の流出です。
不具合の原因として特に多い項目は印刷に起因しています。
文字やキー部、窓枠の欠け、出っ張り、ビリつき。
ベース部分のピンホール、インク飛びなど症状は様々です。
その不具合を発見するのが検査員の仕事なのですが、その日の出荷に追われ、数に追われる状況の中での検査のため、どうしても「見逃し」事故が発生する事があります。
不具合品の流出はお客様にご迷惑をおかけします。
連続すれば会社の信用も無くしてしまいます。
そのためスリーサプライでは2重検査、3重検査を行っています。
それでも見逃しは発生します。
1つの製品にもっと時間をかけて検査すれば…、とすぐに解決しそうな問題なのですが、採算ベースを崩してしまえば企業として継続する事が困難となります。 かと言って、それを理由にして流出を正当化する事はもちろんできるわけがありません。
見逃しやポカミスといったヒューマンエラーをゼロにすることは不可能です。 作業手順を決めたり、勉強会を行うことでの検査員のスキルアップでヒューマンエラーを減らす努力は日常的に行っていますが、昨今の短納期の中での厳しい検査基準への対応は難しくなる一方です。
人的作業に限界が見えてきた今、次に考えるのはコンピュータを利用した画像検査機の導入です。 1日稼働して疲れることもありませんし作業ムラもありません。 自動検査機の実績はシール印刷部門で証明されています。